ラノベ「ミミズクと夜の王」

いつもの通り、読む予定である方は以下読まないことをお勧め致します。

さて、今日読みましたのはミミズクって少女と魔物の王様のお話。
表紙はラノベっぽくないし挿絵もないけど内容はラノベっぽいなと
ほとんどラノベしか知らないぼくが思いました。

昨日のバニラと違って完全な魔法飛ぶファンタジーな世界。
でも世界観についての詳しい事は書いてなくて、中心はずっとミミズクと夜の王。

不当な扱いを受けてきたミミズクや捕らえられ血で絵を書いた王子。
手足の動かない王子や子どものできない聖騎士夫婦。
少ない登場人物皆が最後はハッピーエンドだったんじゃないかな。
あと、クロちゃんって出てくるけど、
頭の中での彼の顔は「安田大サーカスのクロちゃん」でした。

読んでいて思うのは最初らへんのミミズクのしゃべりかたが壊れた感じで好きだった。
「わたしのことを食べてくれませんかぁ」はあまり好きじゃないけど
「生きてる人、刺したの初めてだったー。男ん人、倒れてしまったーよ。きっと死んじゃったねー。」
っていう感じのしゃべりかたが記憶に残る。
記憶が飛んだ時の何も知らない純粋ないい子の時もまたいい感じで好き。
子どもの理想像というかこういう人になりたいというか。

前へ

ラノベ「バニラ」

次へ

絵「いつのまにか」