ライトノベル「嘘つきは妹にしておく」

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今日はこの本を読みました。

ネタばれも含むので、ご了承の上続きをご覧下さい。

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この本は主人公の男の子と、本の妖精の女の子のお話。真っ白になってしまった本に、物語を戻していく。本の妖精の女の子は「物語が完全に壊れて消えてしまったら、私の存在も消えてしまう。」と言う。男の子は物語を元に戻すのを手伝う事に。物語が元に戻っして、物語の内容を知るのを楽しみつつも、物語が完成したら、本の妖精の女の子はどうなるのだろうと不安になる。

そんな話。

完成した本の内容は、病院でのサバイバルの話。(ちょっとちがうか・・)
満月の夜のたび、病室から女の子がいなくなる。
それはクローンを作るための材料に使われていたそうだ。

そんなちょっと怖い話。
そのシーンのあたりで駅についた。
本をしまい、暗く細い鉄橋を渡りつつ空を見上げた。
満月が夜空にあいた穴の様に光ってた。

今では空き地だけど、最近まで近くに病院もあった。
国道沿いの家も入るまでに暗い道を通る。

一人だとそれだけで怖くなるのでした。

この「嘘つきは妹にしておく」じたいは面白かったです。
ハッピーエンドもよぃです。

追記:2006年02月25日(土)
次作の「君の嘘、伝説の君」を最近買い、初めて「嘘つきは妹にしておく」が2002年発行の物だと知りました。
作者の清水マリコさんがこの後に書いた本が5冊ほど載っていて、タイムワープしたかと思いましたw